前回のボカロ・DTM解説からなんと1年以上経ってしまいました(汗)
久しぶりすぎて、もうDTM・ボカロはやめちゃったのかと思ったわ。
そんなことないない! 一生懸命制作してたんだよ。
1年以上経ったということでボクの作業環境もずいぶん変わったんだ。
今日はそれを報告するね!
へー、どんな感じかな?
私もバージョンアップしてたりして(笑)
ちなみに前回紹介した作業環境はこちらです!↓↓↓
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【ボクなりのボカロ・DTM解説(3)】:ボクの作業環境
ボクが使用しているソフトウェア DAW Steinberg Cubase Elements 10:世界中で愛用される DAW、Cubase。どんな種類の音楽でも直感的に素早く作成することができる、最強 ...
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追加・変更された機材
MIDIキーボード:ARTURIA KEYLAB49 mkII(新品)
なんと言ってもデスク中央に鎮座するKEYLAB49 mkII(以下、KEYLAB)!
これが来てから作業がとてもはかどっています。
KEYLABを選んだのは以下の理由です。
- ミニ鍵盤では弾きづらかったのでフル鍵盤が欲しかった(大して弾けるわけじゃないけど)
- MIDIコントローラーも充実している機種が良いと思った(ソフトシンセやDAWが操作できる)
- おまけ(Analog Lab)が欲しかった(往年のアナログシンセ名機の音色6,500以上!)
- お値段がお手頃(サイフに優しかった!)
あー、前に欲しいって言ってたやつ、買ったんだ!
そうなんだよ!
マメにネットをチェックしてたら新古品を見つけてね。少し安くゲットできたよ!
他にも機材買ったの? おこづかい少ないのに。
ふふふ。。うまいこと安くあげてるんだよ。
例えばPCは会社からの払い下げだし、オーディオインターフェイスやモニタースピーカーはイシバシ楽器で中古品を購入したんだ。
PC:MOUSE LB-F511X(中古)
以前使っていたPCはCore i5でしたが、ソフトウェアがバージョンアップするにつれて音飛びがひどい、フリーズするなどの症状が出ていて限界を感じていました。
そこで会社からの払い下げPCを部品交換してパワーアップして使うことにしました。
このPC、CPUはCore i7(4702MQ)なのですが、なぜか動作が非常に遅かった。立ち上げてから10分以上経たないとまともに使えない。いろいろ調べてたらどうやらHDDがネックになってるようでした(結局壊れてることがわかった)。そこでHDDを換装しようと思い、どうせならSSDにしてしまおう!ついでにメモリも8GB→16GBにしてしまえ!ということになりました。
おかげでCubaseもVOCALOIDも快適に動くようになりました!
ちなみに外付けモニターはDTM用とお仕事用のPCを切り替えて使っています。
オーディオインターフェイス:EDIROL UA-25EX(中古)
とりあえず1つオーディオインターフェイスが欲しいなということで、イシバシ楽器で中古を物色。テストでギターを繋いでみたけど音がキレイに録れなかった。。コツがいるのかもしれないですね。まあギター弾けないからとりあえず良いかw
そのうちマイク買って試してみようと思ってます。
モニタースピーカー:Roland MA-22(中古)
以前は古いミニコンポをモニター代わりにしてたけど、それも調子悪くなってきたのでモニタースピーカーもイシバシ楽器で中古をゲット。VOLUMEツマミを下げていくとLチャンネルが聴こえなくなる不具合はあるものの、音質はとても良いです。
ラックに乗せてるので、ツイーター(高音域スピーカー)を耳の高さに合わせるため逆さまに置いてます。
追加・変更されたソフトウェア
ソフトウェアはなにか変わった?
うん。制作のメインとなるDAWとボーカロイドがそれぞれバージョンアップしたよ。
あ! 私を歌わせるVOCALOIDもバージョンアップしたのね!
これでますます私が輝けるんじゃないの!?
う、うん。が、がんばります!^^;
Cubase Elements 10 → Cubase Elements 11(バージョンアップ)
ボクが使っているDAWであるCubaseがバージョンアップして11になりました。
ボクが使い出した頃は9だったので、なんだかんだで2回目のバージョンアップになりますね。
ボクのエディションは一番下のElementsなのですが、今回のバージョンアップでElementsでもサイドチェインが使えるようになるなど嬉しいパワーアップもあります。
Elementsのメリット(?)としたらバージョンアップ料金が安いことですね!貧乏DTMerには本当に助かります(笑)
上の動画はYamahaの新機能紹介動画で、全4回に分かれていてとても良くまとまっています。Cubaseユーザーでバージョンアップを迷ってる人はぜひ見てみると良いと思います。
個人的にはサンプラートラックのスライス機能がとても面白いと思いましたし、ピッチベンドも使いやすくなっていてすぐに実戦で使えそうです。
VOCALOID 4 → VOCALOID 5(バージョンアップ)
VOCALOID夢眠ネムはVOCALOID4のライブラリーになりますが、VOCALOID5でもそのまま使えます。
VOCALOID5で何が変わるのかというとエディターが大きく進化した感じです。VOCALOID4までは多くのパラメーターを職人的な技術でいわゆる「調教」「調声」してきたわけですが、VOCALOID5ではさまざまな調声パターンが搭載されていてワンクリックで適用できます。なのでどちらかといえばボクのような中級者以下のボカロP向けと言われています。
またVOCALOID5には4人(STANDARD版)または8人(PREMIUM版)のボイスバンクが搭載されているのも魅力でした。ボクは予算都合でSTANDARD版にしましたが、ボイスバンクは夢眠ネムしか持ってなかったので一気に5人になったわけです。追加された4人の内訳は男性2人、女性2人で、それぞれ英語のシンガーと日本語のシンガーです。男性のシンガーも作品に取り入れたかったのでKenは早速使っています。
Ample Guitar LP(新規)
ボクはバンドサウンドが好きなのでギターは欠かせません。だがしかし!ボクはギターが弾けないんです!そうするとギターも打ち込みになるわけですが、Cubaseに付属の音源にもギターはあるものの一昔前のカラオケの伴奏のギターのようなチャチな音になってしまいます。。
以前紹介した無料のギター音源であるStandard Guitarは本当に素晴らしい音源なのですが、基本的にすべてピアノロールで音符を打ち込む必要があり、ギターが弾けないボクにとっては楽譜が無いと難しいものでした。特にコードをジャカジャカ弾くストラムの打ち込みが大変なんです。ギターのコードのボイシングも知らないし…。
そこで目をつけたのがAmple Guitgar LPです。以前からフリーのAmple Bass P LiteとAmple Guitar M Liteは使っていて、その音の良さは知っていたのでそのシリーズにしました。「LP」というのはレスポールの略で、他にもストラトの「SC」やアコギの「M」などがあります。
Ample Guitgarシリーズの操作は共通になっていて、ストラムが簡単に打ち込めるモードや、よく聴くようなリフのサンプルなども搭載されていて、ギターが弾けないボクはとても助かっています。上に貼った「木綿のハンカチーフ」で早速使っているので聴いてみてください。まだまだ音作りや奏法の勉強などが必要ですが、打ち込みがラクになったことは間違いないです!
次に狙っているアイテム
いろいろ作業環境が充実してきたけど、まだ欲しい物ってあるの?
あるよ~。
ボクとしては「できるだけ少ない労力で素敵な音楽を創りたい」と思ってて、
その手助けとなるツールがあれば積極的に取り入れたいと思ってるんだ。
ほう! じゃあそれが揃ったらさぞ素晴らしい作品ができるんだね( ̄ー ̄)ニヤリ
うっっ…。 プレッシャーを掛けるなあ(汗)
Scaler 2(音楽理論ツール)
実はこれ、すでにバーゲンで購入済みなんですが、暇がなくてまだ使ってないんです(汗)。
簡単に言うとコード進行を提案してくれるツールなんですが、謳い文句としてはメロディーをScalerに読み込むとコードを付けてくれる、、みたいな夢のような機能があるらしいw
このツールを解説してくれているサイトや動画を見てみると、実際には既存曲を解析する機能の精度はそうでもないらしい。しかし、キーやスケールなどを指定してやるとカッコいいコード進行をたくさん提案してくれるらしいので、そっちに期待しています。
ボクは音楽的な面でも、DTMの技術的な面でも勉強中ということでカバーばかりしてますが、今年はそろそろ作曲にも挑戦しようかと思っています。そのアシストをしてもらうためのツールとして考えています。
ベース音源:EZbass
現状ベース音源はフリーのAmple Bass P Liteを主に使ってるのですが、Lite版なので機能制限があったりします。
CubaseやKOMPLETE STARTなどにもベースの音源はあるのですが、音色は良くてもベース特有の奏法やアーティキュレーションが装備されてないので表現の幅が限られる面があります。また、そもそもボクはベーシストではないので引き出しが少なくてカッコいいベースラインが作れません。
そこで目をつけたのが「EZbass」です!
EZbassはベース音源として良質であることだけではなく、なんとベースラインのパターンを考えてくれるんです!上に貼った動画のタイトルの通り、専属のベーシストを雇うようなものです(笑)
もちろんどんなパターンを選ぶかはやっぱり使う人のセンスにかかってくるわけで。。。
アコースティックギター音源:SESSION GUITARIST: Picked Acoustic
これはアコースティックギター(以下、アコギ)音源です。
現在アコギ音源はフリーのAmple Guitar M Liteを使っているのですが、これもLite版なので機能制限があり、音の出ないフレット+弦があるという致命的な制限があります。なのでストラムモードでコードを鳴らしてもコードによって発音しない場合があるんです。まあ無料なので文句は言えませんが(汗)
そこで製品版の購入を検討するにあたってAmple Guitar Mはもちろん候補に上がるのですが、SESSION GUITARIST: Picked Acousticも非常に魅力があるんです。
Ample Guitarシリーズは操作が統一されていることもありすぐ使えるし、なんと言っても音が非常に良いです!
一方SESSION GUITARISTはちょっと特徴があり、用意された演奏フレーズのパターンを組み合わせて演奏させるというバッキングに特化したシリーズです。そのため打ち込みの労力は少なくて済むんです。Picked Acousticは簡単なメロディーも打ち込みできる機能が追加された製品です。
ボクがやりたい音楽は主に歌ものなので、ギターはバッキングという位置づけになることがほとんどなので、割り切っちゃってもよいのかな、、と思っています。お値段的にもSESSION GUITARISTのほうが安いし。
今回のまとめ
最初は無料のツールや音源を使っていたボクも、
立派に課金するDTMerになりました(笑)
まあ時間の問題だとは思っていたけどね。
ゲームと同じで最初は無料で遊んでいたのに一度課金したら沼にハマるのと一緒だね!
ホントにそうだね!
無料版と製品版の違いは親切さや便利さなんだと思う。
無料版でも音のクオリティーが高い物も多いから、時間をかけて工夫するなら良いと思う。
でも製品版は打ち込みのアシストをしてくれる機能が付いているものが多くて短時間でクオリティーの高いものが作れる。
まあ時間の問題だとは思っていたけどね。
ゲームと同じで最初は無料で遊んでいたのに一度課金したら沼にハマるのと一緒だね!
もちろんだよ!
ただボクが言いたいことは、もしお金に余裕があるならちゃんと製品版を買って使う、その製品にグレードがあるならできるだけ高いグレードを購入することをお勧めするな。
初心者・中級者こそ、優れた製品の力に頼るべきだよ!