このサイトってボカロ・DTMのサイトじゃなかったっけ?
そ、そう言えば、そうだったね。。
なんだかアイドルのことばっかり書いてない?
アイドルはみんなに元気をくれる大切な存在なんだ。
でも少しはボカロやDTMのことも書かなきゃねw
これまでボカロやDTMの制作に関して何も書いてなかったことに気づきました(汗)。ボク自身、まだまだ勉強中で他のボカロPさんやDTMerの猛者の方々が書かれた記事を大変参考にさせてもらってる身なので、ボクが偉そうに技術的なことを語れるようなことも無いとは思うのですが、これから自分で音楽制作をやってみたいなー、と思っている方の参考になるかもしれないと思い、ちょっとずつボクの場合のDTMライフについて書いてみようかと思います。
まずはDTMの解説
DTMとは?
コンピューター上で音楽制作をすることをDTM(DeskTopMusic)と言うよ。
出た!アルファベット3文字の略称!
こういうの嫌いなんだよな~
申し訳ないけど、アルファベットやカタカナの用語がたくさん出てきちゃうんだよな。。
できるだけ解説するから覚えようね。
やだなー。。。
そう言うネムはボーカロイドじゃなかったっけ?(汗)
DTMとはDesk Top Musicの略でして、ざっくり言えばコンピューター上で楽曲を制作することを言います(▶DTM リンク:ニコニコ大百科)。
その流れを大きく分けると
- 各パートのデータの入力=レコーディング(ドラム、ピアノ、ボーカルなど)
- データの編集と調整=ミックス、ミキシング(データの手直し、リバーブなどのエフェクト付加、各パートの音量調整など)
- 出力=オーディオミックスダウン(MP3等のオーディオファイル形式で保存するなど)
という感じになります。実はこれ、実際のプロのレコーディングと基本的に同じ流れなんです。「自宅スタジオで宅録」なんてのもできちゃいますよ!
各パートのデータの入力=レコーディング
音楽のデータ入力の一つの手法として打ち込み(=プログラミング)があります。一般的に「コンピューターで音楽制作」と言うとこの打ち込みのイメージが強いと思いますが、歌や楽器の演奏をコンピューター上に録音(レコーディング)することもでき、これらを重ね合わせて曲を仕上げることができます。
コンピューター上に以下のような様々な手段で演奏パートを入力=レコーディングすることができるよ
- MIDIデータを打ち込み(=プログラミング)して自動演奏させる
- 歌や、ギターなどの楽器の演奏をオーディオデータとしてコンピューター上に録音する
- ボーカロイドを使ってプログラミングし、コンピューターを歌わせる
例えば、ボクがドラム、ベース、ピアノを打ち込んで、ギターは自分で弾いて録音する。
そしてボーカルは友達に歌ってもらって録音するかな。
ボーカルは私が歌ってあげるよ。
ボクには友達いないでしょ!?
痛いところを突くな…。
コンピューター上に入力された各パートのデータはトラックという単位で管理されます。上図の例では1番上のVocalトラックがオーディオデータ、その他のトラックはMIDIデータが入力されていることを表しています。
データの編集、調整など=ミックス、ミキシング
各トラックごとに余分な部分をカットしたり、同じ部分をコピーして何度も貼り付けたりといったコンピューターならではの編集が可能です。
MIDIデータであれば簡単に手直しできるのはわかると思いますが、ボーカルなどのオーディオデータも編集できちゃうんです(高度なツールとテクニックが必要)。つまり音程外しちゃった部分だけ直しちゃうこともできちゃうんですよね。技術の進歩って恐ろしい…(笑)
各トラックごとにエフェクトをかけたり、全体のバランスを取るためにトラックごとのボリュームを調整したりします。これを行うのは上図のミキサー画面です。
エフェクトとは、ボーカルにリバーブやディレイ(カラオケのエコーのようなもの)をかけたり、ギターの音色を歪ませたりしてカッコ良くするものですね。
あとはパンポット(通称:パンを振る)と言って、各トラックの楽器を左右任意の場所に配置します。例えばドラムとベースは真ん中、ギターは左、ピアノは右から聴こえるように配置する作業です。
あ!テレビで見たレコーディングスタジオに
こういうやつが置いてあるのを見たことあるよ!
そうそう、プロが使うミキサー卓と基本的な仕組みは同じだよ。
それと同じことがパソコンの中でできるなんてカッコ良いよね!
ネムの歌もカッコ良くしてね!!
は、ハイ! 修行します!
マスタリング
各トラックの編集や全体の調整が済んだら、マスタリングを行います。複数チャンネルの録音された楽曲データは、最終的に一般的なオーディオの2チャンネル(ch、LとR)のステレオで出力します。マスタリングとはこの2チャンネルに集約された楽曲データに対して最終的な仕上げをする工程です。料理で例えるなら盛りつけといったところです。具体的には、
- 音圧(ボリューム)の調整
- イコライザーで出過ぎた音域を引っ込めたり、引っ込んでいる音域を持ち上げたりして味付けをする
- コンプレッサーで音量を一定にする
などを行います。しかしDTM初心者にはちょっと敷居が高い工程なので、はじめのうちは
- リミッターをかける
- 音圧を上げる
くらいがメインになると思います。
出力=オーディオミックスダウン
そして最後にオーディオミックスダウンという工程を行います。マスタリングで仕上げた楽曲データを、WAVやmp3などのオーディオファイル形式で出力してやる作業がオーディオミックスダウンです。
オーディオミックスダウンしたWAVやMP3などのオーディオファイルはiPodやスマホなどに転送して聴いたり、CDに焼いたりして知人に渡して聴いてもらうこともできます。
DTMって何が楽しいの?
アーティストさんの楽曲はギター・ベース・キーボード・ドラムなどのオケと、ボーカルやコーラスなどの歌が組み合わされて一つの作品に仕上がっています。
音楽が好きな方の中には聴くだけじゃなくて「自分でもこうした音楽作品を作ってみたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。これを手軽に叶えてくれるのがDTMです。
もちろんプロ並みの仕上がりのレベルに到達するのはかなり大変ですが。
最近はDTM用のソフトウェアや機器が手頃なお値段で手に入るから、
手軽に始められる趣味のひとつだよね。
まずオケ作りですが、楽曲に必要な楽器を揃えてそれをすべて自分で演奏するなんて難しいですよね。
でもDTMのソフトウェアで各楽器の音色を選んで、各パートごとの演奏データを打ち込んでやることで代わりに演奏してくれるわけです。
一人でバンドやオーケストラだってできちゃいます!
ボッチのボクには最適ってわけね!
それを言うなって(汗)
も、もちろん仲間がいればみんなでワイワイとレコーディングするのも楽しいですよ!
DTMは自分のイメージした楽曲を一人で作ることができるので、
音楽性の違いだとか、演奏レベルの上手下手に関係なく(笑)
自分の好きなようにできてしまいます。
だから、ボッチのくせに意地張ってるだけでしょ?
もちろん音楽は気の合った仲間とワイワイ楽しくやるほうが楽しいですが、
お互い時間的や距離的な制約もあると思います。
その分DTMには自分の好きなタイミングで好きなだけ制作に打ち込める
という楽しみがあります。
まあ、そういうことにしておこうかな…。
それよりボクももっと勉強して私を素敵に歌わせてね!
まあ、地道にコツコツとやっていくので長い目で見てやってください!
▼ボクなりのボカロ・DTM解説(2)に続く
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