夢眠ねむが卒業して6人体制となったでんぱ組.incの新譜がリリースされています。(もうあんまりタイムリーじゃないけどw)
子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡:配信およびCD特別販売(2019年5月25日リリース)
いのちのよろこび:18thシングル(2019年6月26日リリース)
6人体制となったでんぱ組.incは、「これからどうなるのかな?」「ねむ抜きで大丈夫かな?」みたいな心配などまったくの余計なお世話とばかり、またしても良い意味で期待を裏切ってくれています!
子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡
意味深な告知
この曲に関してはハッキリした事前告知はなく、でんぱ組.inc公式および各メンバーのTwitterなどで #子丑寅卯辰巳0525 のハッシュタグとイラストのみの意味深なツイートがされただけでした。
まあ、5月25日に何かあるんだろうな、、というのは誰でもわかると思いますが。。(笑)
楽曲初披露
で、5月25日当日には「清 竜人(きよしりゅうじん)」さんというアーティストさんのフェス(清 竜人ハーレム♡フェスタ2019)にでんぱ組が出演し、この曲を初披露したわけです。この曲は清竜人さんが提供してくれた曲で、過去にもでんぱ組や個別メンバーにも楽曲を提供してくれている方です。
清 竜人(きよし りゅうじん、1989年5月27日 - )は、日本の男性シンガーソングライター。また、アイドルユニット・清 竜人25のプロデューサー兼メンバーだった。大阪府大阪市淀川区出身。
Wikipedia
また、フェスの会場ではこの曲のCDをゲリラ的に販売したそうです。その後、ファンの要望に応えて一部店舗で数量限定販売もされました。
曲紹介
「メッチャ早口!」というのが第一印象(笑)よく口が回るな、、と関心。それもそのはず、メンバーはレコーディングで涙目、「3桁は練習した」と言ってますw
曲調は「可愛い♡」です。後で紹介する「いのちのよろこび」とは真逆です! このスピード感、でんぱ組らしい1曲となっています。
清竜人さんはご自身がアイドルグループ(一夫多妻制という設定のハーレム状態w)をやっていたくらいなので、アイドルへの楽曲提供がお得意です。でんぱ組へは「萌え」要素の強い楽曲を提供してくれています。
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▶レコチョクで今すぐダウンロード! でんぱ組.inc/子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡カップリング/ 秋の葉の原っぱで
カップリングの「秋の葉の原っぱで」も清竜人さんによる楽曲ですが、一転してピアノとストリングスのみのバッキングで構成された、なんだかちょっぴり寂しくなるようなしっとりした曲です。合唱曲にしても良さそうなくらいですね。
秋の葉の原っぱで 貴方と出逢った季節は 夜露に夢さえ滲んでいた
「秋の葉の原っぱで」より
でんぱ組の曲は「恋」だとか「愛してる」とかがテーマになっている曲は少ないのですが、この曲は珍しく淡い恋の思い出を、でんぱ組のホームである「秋葉原」に絡めて歌っています。
▲ライブ映像です。みりんちゃんが感極まって泣いちゃってます。
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▶レコチョクで今すぐダウンロード! でんぱ組.inc/秋の葉の原っぱでちなみに…
ボクがプログラミングした夢眠ネムバージョンの「秋の葉の原っぱで」も貼っておきます。ねむちゃんが卒業後のでんぱ組の楽曲に挑戦してみたのでぜひお聴きください!
いのちのよろこび
初回限定版A、B、通常版があります。各版ともCDの内容は共通ですが、初回通常版A・BにはDVDが付属しており、『でんぱ組.inc 2019春ツアー 「我々はどこから来たのか? 我々はでんぱ組.incなのか、我々はどこへ行くのか ~とりま東名阪~」 2019年4月30日 名古屋 ダイアモンドホール』がA版には前編、B版には後編が収録されています。つまりA・B両方買うと1本分のライブ映像+いのちのよろこびMVが手に入るというわけです。
曲のコンセプト
でんぱ組を卒業した夢眠ねむが「でんぱ組の曲の中で一番良い」と絶賛した曲です。つまりでんぱ組は”最高”を更新し続けるグループであって欲しいという願いも込められていますね。
昨年のツアーでは「宇宙」という壮大なをテーマにしたコンセプトのもと、ツアー最終日の武道館では無事に(?)地球に帰還したことになっていました。そうなると今度は何が来るのかな?と思っていたら、今度は「原始に還る」らしい(笑)
もふくちゃん : ねむちゃんが卒業するときは、宇宙船から始まったじゃないですか。宇宙から帰還して不時着するみたいな感じで地球には戻ってきてるので、もう1回人類が始まるところをやりたいなと思って。でんぱって、最初の頃はちょっと人間的じゃなかったみたいなところがあるから(笑)。人への愛みたいなのを知らないみたいな。
「新しい時代に、新しい刺激とワクワク感を! でんぱ組.inc 古川未鈴 × もふくちゃん座談会」より
「もふくちゃん」とは、でんぱ組のプロデューサーです。一時でんぱ組のプロデュースから離れてましたが再登板です。もふくちゃんはでんぱ組が小さくまとまってしまうことを許さないので、常に無茶振りをして尻を叩き続ける存在です。ただ悪ノリしすぎるのが玉にキズ。このMVのみりんちゃんの衣装で頭に子豚のぬいぐるみを乗せていますが、もふくちゃんはあろうことか「う○こ」を乗せようとしたらしい。。さすがにみりんちゃんが拒否したそうです(笑)
曲紹介
リリースに先立って公開されたアー写(アーティスト写真)にまず度肝を抜かれましたね。
「え!? 今更ガングロ!?」(笑)
「ウッハヤー! ウッハヤー!」(意味不明)
正確にはガングロコギャルではなく「ゴールド」なのだそうです。アフリカン・ポリネシアン的なリズムに乗せて、実はふざけているように見えるけど、歌っているのは原始に還って大地や自然や大きな愛を歌う壮大な曲なんです!
雨が降りゃ 花が咲いて やがて生命の光が溢れて
「いのちのよろこび」より
誰しもが皆 愛し愛されて そして千年も万年も 続くのさ
太陽にお祈りを 月に労いを 空と大地の恵みに感謝を
世界の全てが 通じ合えたなら
それがおっきなおっきな いのちのよろこび
でんぱ組の曲って、初見じゃ歌詞が何言ってるのかわからないけど、歌詞見ながら改めて聴くと「実は深いんだな~」と感じます。そういう歌詞なのに重くならずにユーモラスに、思わず笑顔になっちゃうようなパフォーマンスが素晴らしい。ボクも聴けば聴くほど好きになっていきました!
ちなみに楽曲提供はWiennersの玉屋2060%さんです。でんぱ組と玉屋さんは切っても切れない関係のアーティストさんで、定番曲の多くを手がけています。
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▶レコチョクで今すぐダウンロード! でんぱ組.inc/いのちのよろこびカップリング/形而上学的、魔法
これも他の曲とガラリと雰囲気が違う曲。楽曲提供は15歳(2019年現在)の女子高生、諭吉佳作/menさんであることも話題になりました。
「諭吉佳作/menを知らないなら今すぐに聴け今のうちから聴け」
おとにっち/音楽の情報.com
自分が何者なのか、この世界は自分にとって何なのか、みたいなモヤモヤ感が胸に渦巻くような。それを表現できるのは思春期の感情を持つ者だけかもしれないですね。。
MVはほぼ1カット1発撮り(正確には2カットなのかな?)で全編ダンスシーンで表現されています。コンテンポラリーダンスというジャンルのダンスらしいですが、普段のでんぱ組では見られない新たな一面を見せてくれてます。中でもダンスが得意のピンキーこと藤咲彩音さんが本領発揮という感じで全体をリードしています。
歌唱もでんぱ組には珍しく全編ソロ割のみで、サビなどでの全員のユニゾンが無いです。声にはPerfumeやセカオワなどで使われるようなエフェクトが掛かっていて無機質な印象を与えます。哲学的な歌詞の世界をうまく表現してるんじゃないでしょうか。
ちなみにタイトルは諭吉佳作/menさんが付けたものではなく、タイトルが決められないのでもふくちゃんに相談したら、もふくちゃんが即座にこのタイトルを決めたそうです。
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▶レコチョクで今すぐダウンロード! でんぱ組.inc/形而上学的、魔法今回のまとめ
でんぱ組.incの最近リリースされた2つのシングルに収録された4曲を紹介したわけですが、4曲すべて音楽のジャンルが違うということになってます。
そういったバラエティーに富んだ曲を揃えるというのはプロディーサーや運営さんの努力がもちろんあると思いますが、それを受け止めて見事に表現するでんぱ組のメンバーの実力があるからこそです。
「でんぱらしい曲」と言えば「Future Diver」や「でんでんぱっしょん」などの代表曲が挙げられますが、実はかなり幅広いジャンルの楽曲が揃っていて、ボクにとってそのどれもが「でんぱらしい」くて見て聴いて、勇気がもらえる存在なのです。
ここに貼ったMVだけでも見てもらえたら嬉しいです(^^)