でんぱ組 アイドル

夢眠ねむ様、おめでとうございます!

7月14日は元・でんぱ組.incの夢眠ねむさんの誕生日!

今年のねむきゅんのバースデーはそれだけじゃない、特別な記念日になりました。

夢眠書店がついにオープン

「本」と「本屋さん」への愛情

ねむきゅんは以前から「本」についての造詣が深かったです。

  • 本屋さんでバイトしていた経験あり
  • 人と本や本屋さんとをつなぐWEBメディア「ほんのひきだし」で『夢眠書店開店日記』という連載をやっていた(2015年8月1日~2019年3月9日)
  • 『本の本』『まろやかな狂気』など著書も多数あり
  • 日本タイトルだけ大賞」のゲスト審査員を4年連続で務める
  • たびたび書籍の帯コメントを書いている

などなど。ねむきゅんの本にまつわる詳しいエピソードなどは割愛しますが、とにかく「本」だけじゃなく「本屋さん」を愛していることがわかります。

タレントショップにはしなかった

ねむきゅんと言えば多摩美大を卒業し、絵やイラスト、映像などにも才能を発揮していますし、料理も得意でレシピ本まで出しています。アイドル時代から何足もわらじを履いていました。そして事あるごとに、

「私はアイドルより裏方のほうがやりたい」

的な発言はしていました。

上記の『夢眠書店開店日記』の連載は、もちろんでんぱ組として活動していた時期に執筆されていたものですが、ボク個人的には「アイドルしながら副業でやるのかな」と高を括ってました。ところがスッパリと退路を断って「実業家」へと転身してしまったのです!

単なる本屋さんじゃない

さて、才女のねむきゅんのこと、夢眠書店はどんな本屋さんになるのかというのはボクも期待していました。「アキバ系のマニアックな本屋」とか「アイドル情報館的な本屋」とか、これまでの経験と人脈を駆使してくるのかな、なんて想像してました。

夢眠書店とは
本好きのための書店、ではなく
これからの本好きを育てる書店です。

夢眠書店ホームページ「夢眠書店とは」より

つまりお子様が本と出会う場所にしたいということです。基本は親子連れが原則ですが、お子さんがいないご夫婦や治療中の方などもOK。2時間区切りで おひるの部、ひるすぎの部、ゆうがたの部の3部制になっていて、じっくりと本を選べるよう配慮されています。

まあ、つまり、ヲタが集まる場所じゃないってことですね(笑) 薄っぺらい想像しててごめんなさい。

これからの「夢眠ねむ」

でんぱ組.incの現在地

「地下アイドル」と自称していたでんぱ組.incは、アイドルフェスではヘッドライナーを務めるほどにメジャーなアイドルに成長しました。ねむきゅんがその大きな推進力のひとつであったことは間違いありませんし、彼女は全力ででんぱ組のために尽くしてきました。

しかし彼女はこのタイミングででんぱ組を卒業しました。アイドル界ではメジャーになったでんぱ組とは言え、まだまだお茶の間のアイドルとして大きく成長する余地があるにも関わらず。

ビジネス的な観点で言うと

ねむきゅんは突然でんぱ組を辞めたわけではなく、1年以上前から用意周到に後進を育てた上で、以降のでんぱ組のことを信頼するメンバー達に託しました。

ねむきゅんは1月にでんぱ組を卒業し、3月に芸能界引退、というプロセスを経ています。これって「引き継ぎ期間」みたいに思えます。「後のことは知らん。勝手にやって!」的な辞め方じゃなくてきっちり「引き継ぎ」を済ませたわけですね。だからねむきゅん卒業後のでんぱ組もスムーズに移行できているように思えます。

ボク
ボク

こういう書き方をすると先に脱退した最上もがちゃんへの批判と誤解されそうですが、もがちゃんにはもがちゃんの事情があって突然の脱退となったということでボクは理解しています。そして今も変わらずもがちゃんのことを応援しています♪

一方、ねむきゅん本人は、自らの新たな夢である「本屋さんの開店」の実現を目指して長期にわたるリサーチと人脈作りなどを十分にやったと思われます。もちろん必要な資金の用意もしたでしょう。単なる思いつきをポンと実行したのではないと言えます。また、特色を打ち出して「差別化」を図っているところも素晴らしいですね。

誕生日がお店の周年記念日

前に述べたように夢眠書店はタレントパワーを頼りの単なる儲け主義のお店ではありません。そこには彼女の夢や理想が詰まっています。夢のためとは言え、今までとは違う道を進むこと、ましてや自分がリーダーとして周りを引っ張っていかなければならない立場になるということは本当に大きな決断をしたと思います。

誕生日をお店の開店の日に選んだねむきゅん自身が言っているように、来年からは誕生日がお店の周年になっていくわけです。なんだか素敵ですよね。

今のところボクは子供も大きいので夢眠書店を訪問する資格はないですが、いつかどこかで会える日が来ることを信じています。そしてお店が永く続くことを陰ながら応援しています。彼女のバイタリティーを見習って、ボクも頑張っていきたいと思っています。

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