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【斉藤由貴/カバー】土曜日のタマネギ

アーティスト・楽曲について

今も女優として活躍されている斉藤由貴さん。デビューから80年代後半~90年代の人気は凄まじかったです。アイドルとして、女優として、そして歌手として、1時代を築きました。歌手としてのデビュー曲は皆さんご存知の「卒業」ですが、ほかにもたくさんのヒット曲があります。実は当時ボクもアルバムを買いました。

斉藤由貴さんと言えばボクは某カセットテープのCMのシリーズの印象が強くて、そのイメージソングの1つである「土曜日のタマネギ」の『♪さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り』というフレーズに強烈なインパクトを受けた記憶があります。この歌詞、2番のAメロなんですね。ここをチョイスするのか!と唸ったものです。

「土曜日のタマネギ」は作詞:谷山浩子/作曲:亀井登志夫/編曲:武部聡志という豪華作家陣による作品で、アカペラの曲です。コーラスには谷山浩子・亀井登志夫・武部聡志の作家陣に加え、デビュー前の久保田利伸が参加していたそうです。アルバム「ガラスの鼓動」収録曲でしたが、後に12インチシングル(懐かしい!)としてシングルカットされたときにはオーケストラの伴奏が追加され、長~いイントロ(?)まで追加されていました。

アレンジについて

基本的には原曲に忠実に耳コピしています。とは言え、忠実にコピーできたか?と言われたら怪しくて、目立つ部分をコピーした、、という感じです。雰囲気が出せていたら成功かな、、と思います。

最初はボカロの声だけでハーモニーを重ねたかったのですが、原曲でどのくらいの声数を重ねているのか見当もつかなかったので、こっそりとシンセの人声のサンプリング音色でコードの和音を重ねています(笑)

あとボカロの声でベースパートを歌わせたらなんだか軽かったので、ウッドベースにベースパートを任せることにしました。ついでにカフォンなどのパーカッションも足してリズム感を出しました。

プログラミングについて

今回はボカロのハーモニー中心なので打ち込みもVOCALOID 5が中心です。今回からVOCALOIDだけじゃなくSynthesizer V(ライト版)も導入しました。ライト版ではありますが制限事項、注意事項を守れば十分に戦力になりました。他のメンバーとの相性を検討した結果、歌声ライブラリーは「弦巻マキ」を選択しました。

ボーカロイドたちのハーモニーだけでは物足りなかったので、人声のサンプリング音を足してあります。使用したのはSampleTank4 CS(無料)のMixed Soul Voicesという音色です。高い音域は女声、低い音域は男声が出るので、和音を鳴らすだけで男女混声のコーラスになります。まあボカロではないので歌詞を歌わせることはできずすべて「ウー」になりますが、今回のようにアカペラ曲にはベストマッチでした。

ウッドベースはKONTAKTのFACTORY SELECTIONに入っているUpright Bassという音色を使いました。ベンドなどは使わずベタ打ちです。

パーカッションはいくつかの音源を使っていて、カフォンはIndependence(無料)のCajon Pure & Origami LEという音色、フィンガースナップはKONTAKTのDRUM LABのFinger Snaps - Single Plateという音色、その他のパーカッションはIndependenceのGM Percussion Hit 1という音色です。 Independenceがあれば良いパーカッション音源が使えますね。無料なのでぜひインストールして使ってみてください!

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